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瀬戸内は周防大島の古民家に泊まる
柑橘の島の歴史と今が融合したお宿
自然と歴史が織りなす
周防大島の旅
瀬戸内の多島美についつい目が行きがちですが、万葉集にも登場する歴史のある周防大島。
古来、瀬戸内海交通の要所の島として、多くの人が訪れる一方、島民の営みが脈々と受け継がれてきました。
江戸時代になると長州大工と呼ばれる超一流の寺社仏閣建築集団が登場し、芸術的建築物を多く残しています。
昭和期には民俗学の巨人、宮本常一を輩出し、島の生活文化の歴史的価値をさらに高めました。
万葉の時代から現代まで、先人たちが築いてきた歴史と文化を肌で感じることができる島、周防大島。
心のタイムトリップもお楽しみください。
古今せとうち とは
江戸時代、周防大島に柑橘栽培を伝えた藤井彦右衛門(ひこえもん)。
彼の屋敷を解体するときに一部移築して建てたのが現在の古今せとうち本邸としてリノベーションした古民家(築1923年)です。
以来、この館には漁師の網元が暮らしておられましたが、私たちが引き継ぎました。
この古民家を私たちが引き継いだ時、基礎も床も壁もとても傷みが激しかったため、家屋の解体も考えました。
しかし、島の柑橘類でジャムやレモンチェッロを造ることを生業としている私たちにとって、島の柑橘栽培の祖、藤井彦右衛門の息吹が感じられる建屋を遺していくことが、未来への責務だと感じ、基礎から補強・再生し、多くの方が利用できる「場」へと再生させることとしました。
そして、藤井彦右衛門の屋敷跡地は島の柑橘栽培の祖への敬意を表し、レモンなどの柑橘類を植え柑橘畑に仕上げております。
往時の面影の残る古民家と屋敷跡の柑橘畑で、島の先人たちの営みに想いを馳せながら、是非ゆるりと島時間を楽しんでいってください。
アクセス
古今せとうち
〒742-2804
山口県大島郡周防大島町大字日前字浜中1976-10
■ 飛行機でお越しの方
岩国錦帯橋空港より車で約1時間
■ 新幹線でお越しの方
山陽新幹線 新岩国駅より車で約1時間
■ お車でお越しの方
山陽自動車 玖珂ICより約45分
錦帯橋より約1時間
広島宮島より約1時間半
■ 愛媛三津浜港からフェリーでお越しの方
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